【karabiner】かなボタンどこっ!?そんなMacのUSキーボードに必須なアプリ
私がUSキーボードになったわけ
長年、私が使っているパソコンはMacbook Proなのですが、仕事でも死ぬほど使いますし、外にもガンガン持ち運んでいるので、結構壊れやすく、今のところ、5年間で3台目というなかなか早いペースです。
なぜUSキーボードになったのかというと、直前まで使っていたMacbook Proがロジックボードが死んでしまい、ためにエラーとともにビープ音でフリーズするようになりました。一度appleに修理してもらい(5万円ぐらいかかった)復活していたのですが、1年後ぐらいに再発、今度は起動すらできなくなってしまいました。
もう一度5万近く払うのはきついので、もう新しくMacにしようというわけで購入を決意するも新品は避けヤフオクを覗くことに。
自分的に、容量やスペック、価格的にに一番良かったMacbookがUSキーボードだったというのが理由です。
購入にあたって心配がひとつあり、他人に「こいつ、USキーボードかよっ。イキッてやがる」と思われる事が、出る杭になりたくない純日本人の自分としては、一番恐ろしかったのですが、やはり価格が魅力的であり、購入に踏み切りました。
USキーボードって言ったって、ローマ字入力しかしないし、実際使ってみても普通のキーボードと変わらんでしょ。そんな安易な考えも私の背中をポンと押してくれました。その安易さが後の災いを呼ぶとも知らずに…
USキーボードMacbook Pro届く、そして驚愕の事実が判明
そしておニューのUS Macちゃんに出会ったその日、驚愕の事実が発覚。
「あれっ?かなボタンがないっ!かなボタンどこっ??」
そう。USキーボードのスペースキーの両隣りはどちらも[commandキー]
「やべえ、日本語打てねぇ…」
というわけでパソコンがあるのにスマホでGoogle先生に解決策を聞くことに。
…良いアプリがありました。それが【karabiner】というアプリ。
karabinerとは?
Karabiner - OS X用のソフトウェア ←ダウンロードはコチラから
高機能で安定性も極めて高いOS X用のキーボードカスタマイズツール。
どういう事かというと、キーに他のプラス要素をつけられるという事ですね。
しかもこのアプリの凄いところは、このUSキーボードに欲しい「かなボタン」の設定がデフォルトで予め用意されているというところ。
For Japaneseのところでチェック!
…というわけで、普通のJISキーボードの配置と同じにするべく、スペースキーの両隣りの[commandキー]にそれぞれ、「英数/かな」としても使うように設定してもらいました。
かゆいところに手が届くようなアプリです。
↓細かいマニュアルはこちらをご覧下さい。まだまだ色々とできそうです。
マニュアル - Karabiner - OS X用のソフトウェア
その他のキー配置の違い戸惑いやすい「USキーボード」
そして、JISからUSキーボードに乗り換えてみて、「ありゃ?」と思う困ったところが他にもあったので、せっかくなので、JISかUSどっちのキーボードにしようか悩んでいるあなたに教えます。
エンターキー[Enter]
こいつがかなり…いや一番の問題です。JISキーボードにくらべてUSキーボードのエンターキーは約半分の大きさ。乗り換えてすぐは、死ぬほどエンターキーの上のボタンをタイプミスしまくってました。まぁ、人間の慣れとはすごく、1週間程度でタイプミスは無くなりましたので、そこまで問題ではないのかも知れませんが…
アットマーク[@]
これもそんなに気にしなくても良いかもですが…最初は@が見つかりません。
しかも[shiftキー]との組み合わせでないと打てないという…
¥マーク
これはもうキーボードの印字には影も形もなく、普通に打てません。意外と困ったのがこの¥マークでした。
ちなみに[Enterキー]のうえの \ ←コレをかなモードで打つと出てきます。
私がUSキーボードに乗り換えて困ったのはこれぐらいですね。
USキーボードの良い点としては、キーボード印字に「かな」がないので非常に見た目にスッキリとしていて綺麗で気持ち良いというという1点につきます。
あと、なんとなくカッコ良い……というところ?
……本当はプログラミングする人にはUSキーの方がキー配置が良いらしいというのが、実利でしょうね。
なんにせよ、慣れれば問題は無いと言い切れますので、迷っている方はUSキーの世界へGOです!